LINE WORKS
AIサービス・ツール
ビジネスコミュニケーションツール「LINE WORKS」と会議記録向けのAiNoteを提供している。
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※イメージ画像です01 — Overview
徳島県鳴門市を拠点に公共・民間工事を手がける吉成建設株式会社(従業員50名)は、現場との連絡が電話頼みで、本社と大阪支店の情報共有もメール中心という状態から、LINE WORKSを軸に社内の連絡手段を組み替えました。フリープランでの試行を経て有料版へ移り、掲示板での社内発信、Driveでの図面共有、アンケートによる安否確認、カレンダーでの車両・重機の予約管理へと用途を広げています。2025年7月には、大阪支店の現場からの要望を受けてAiNoteを導入し、設計者や施主との長時間の定例会議を自動で文字起こし・要約する運用を始めました。図面確認の時間短縮や安否確認の集計自動化が進み、議事録作成も大幅な時短が見込まれています。
出典:【導入事例】吉成建設株式会社 - LINE WORKS(ラインワークス)(発行元:LINE WORKS)
02 — Problem
導入前の吉成建設では、総務から現場へ電話しても作業中で出られず、折り返しが来たときには今度は総務が手を離せない、というすれ違いが毎日のように起きていました。メールで届いた連絡も、現場ではiPadや携帯で読み込むのが難しく、夕方に事務所へ戻ってから処理する流れが定着していました。本社と大阪支店の間でも、互いの動きが見えにくい状態が続いていました。
編集部の見立てでは、問題の根は連絡手段の「数」ではなく、どの手段も相手と同じタイミングで手が空いていることを前提にしていた点にあります。電話は同時に話せないと成立せず、メールはパソコンの前に座れないと読めない。現場の仕事のリズムと、連絡の受け取り方が噛み合っていなかったのです。
03 — Key points
フリープランでの試行と、一度失敗した社内プレゼンの立て直しが、有料化の根拠を具体的な言葉に変えました。建築部・大阪支店・総務部で先に使ってみたことで、相手の都合を気にせず送っておける連絡の楽さが、机上の比較ではなく体験として共有されています。社長から「個人のLINEで足りるのでは」と問われた後、総務部が安全性と全社での情報共有という観点で意義を整理し直した経緯は、ツールの価値を「便利さ」から「会社として管理された連絡網」へ定義し直す作業だったと考えられます。
AIの活用が、すでに定着した連絡基盤の上に、現場発の要望として載ったことも大きいと見ています。掲示板での写真付き発信やトークでのやり取りが日常になったあとで、大阪支店の現場から「会議記録を正確に残したい」という声が上がり、AiNoteが加わりました。目的が「言った言わない」を防ぐ証跡づくりと明確で、使う人が自ら求めた道具であるため、新しいAIを現場に押し込む抵抗が生まれにくかったのではないでしょうか。
図面、安否確認、設備予約といった用途を一つのアプリに寄せた設計は、非常時の使いやすさにもつながっています。普段から開いているアプリでアンケートに答える形にしたことで、安否確認が特別な操作ではなくなりました。用途を増やすたびに別のシステムを覚えさせない方針が、50名規模の組織で全員の利用を保つ前提になっていると考えられます。
04 — Results
Driveに図面を集約したことで、現場からスマートフォンで最新図面を確認でき、データ共有や確認にかかる時間は大幅に削減されています。安否確認訓練では全従業員50名の回答状況が一目で分かり、集計作業は自動化されました。外部トークでつながった印刷会社とは、年末の繁忙期の急ぎの名刺発注を4日間で納品まで終えています。AiNoteについては、トピックごとに整理された要約で関係者への共有が容易になり、議事録作成時間の大幅な短縮が期待されている段階です。今後は協力会社の安全協力会「かねよし会」の全メンバーとの接続を目指しています。
05 — For your company
現場と事務所が物理的に離れ、連絡の多くが電話の折り返し待ちになっている会社なら、この進め方は参考になりそうです。発注者や設計者との打ち合わせが長く、記録の正確さが後々の揉め事を左右する業務では、文字起こしと要約を組み合わせる使い方も検討に値します。
一方で、効果の一部は相手がいてこそ成り立っています。印刷会社との短納期は、先方がフリープランを導入してくれたから実現したもので、取引先や協力会社が別のツールに慣れている業界では同じ速さは出にくいでしょう。また、社員が個人のLINEで既につながっている職場では、経営層に有料化の意味を説明する段階でつまずく可能性があり、安全性や情報管理の観点を自社の言葉で用意できるかが分かれ目になります。
手始めに、次回の定例会議を一度録音し、文字起こしと要約の結果を手書きの議事録と並べてみてはどうでしょうか。どこまで任せられ、どこは人が直すべきかが具体的に見えてきます。
06 — Company
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07 — Category
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