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  5. AIで住宅プランを複数提案、若手営業のクロージング率が約2倍に|株式会社LibWorkの導入事例

やさしく事例解説更新 2026.10.20

AIで住宅プランを複数提案、若手営業のクロージング率が約2倍に

導入企業株式会社LibWork建設・土木
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支援企業Anshin Project Japan, IncAIサービス・ツール
取り組み領域
営業・インサイドセールス/初回プラン提案
使ったAI
マイホームロボ(AIによる住宅プラン提案サービス)
主な成果
若手社員のクロージング率が導入前の約2倍に向上
AIで住宅プランを複数提案、若手営業のクロージング率が約2倍に のヘッダー画像※イメージ画像です

こんな方へおすすめのAI解説です

  • 若手営業の提案が弱く、成約に届かない
  • 初回のプラン作成が設計担当待ちになる
  • 設計部門の残業が減らない
概要困りごと工夫成果うちでも?企業

01 — Overview

どのようなAIの取り組み?

全体像

AIで住宅プランを複数提案、若手営業のクロージング率が約2倍に の全体像の図解

取り組みの概要

新築住宅を手がける株式会社LibWorkは、2021年から営業の各店舗とインサイドセールス部署で、AIが住宅プランを提案するサービス「マイホームロボ」を使っています。Web経由で集客した見込み客に専任スタッフが電話やメール、チャットで接触する段階では「AIが最適なプランを提案する」と案内し、営業担当に引き継いだ後は、顧客の要望を条件として入力して複数のプランをその場で示す流れです。以前は設計担当に依頼して1案だけを出すことが多かった初回提案が、CGパースやVR画像付きの複数案に変わりました。若手社員のクロージング率が約2倍になったほか、設計部門の業務負荷と残業の減少も報告されています。

出典:若手社員のクロージング率が約2倍に向上。初期提案の質とスピードをAIで改善 - AIによる新築住宅のプラン検索システム・マイホームロボ(発行元:Anshin Project Japan, Inc)

02 — Problem

何に困って、AIを入れたのか

導入前のLibWorkでは、若手営業の提案力不足、設計部門の業務負荷と残業の多さ、そして初回提案で示せる選択肢の少なさという3つの課題が挙がっていました。営業が初回のプランを出すには設計担当へ依頼する必要があり、結果として1案だけの提示になりがちだったのです。

一見すると別々の悩みに見えますが、編集部はこれらが同じ一点から生じていたと見ています。初回提案という、商談の入り口にあたる工程が設計者の手の空き具合に縛られていたことです。設計に頼らないと何も出せない構造では、経験の浅い営業ほど手持ちの武器がなく、設計側には本来の仕事ではない「とりあえずの1案」の依頼が積み上がります。人の能力の問題に見えて、実は工程の置き場所の問題だったのではないでしょうか。

03 — Key points

どうやって、うまくいったのか

最も効いたのは、初回提案の作成を設計部門から営業の手元へ移した設計だと考えられます。営業担当が顧客の要望を聞きながら条件を入力すれば、その場で複数のプランがCGパースやVR画像付きで出てくるため、設計担当への依頼と待ち時間が初回提案の工程から消えます。同時に、顧客のこだわりに応える設計は人間が担うという線引きが明確にされており、AIの役割を「最初のたたき台を広く出す」ことに限定したことが、設計者の抵抗を和らげつつ現場に定着させた要因ではないでしょうか。

次に見逃せないのが、「AIが提案する」という言葉そのものを集客の入口で使った運用です。インサイドセールスの段階で「無料でプランを作る」と伝えると遠慮されがちだったのに対し、「AIが提案する」と伝えると抵抗なく受け入れられる傾向が確認されています。人が手間をかけて作るとなると顧客は借りを作るように感じるものですが、AIなら気軽に頼める。ツールを業務効率化の道具としてだけでなく、営業担当に引き継ぐ前の関係づくりの口実としても使った点に、この取り組みの独自性があります。

三つ目は、AIの支援が若手の育成を兼ねる形になっていることです。若手にとって難しい提案文の作成などをAIが下支えしており、その出力を日々目にすること自体が学びになっていると現場は捉えています。教える側の時間を割かずに提案の型に触れる機会が増える構造が、即効性と育成を両立させたと編集部は読み解きます。

04 — Results

具体的に、どんな成果が出たのか

最も分かりやすい成果は、若手社員のクロージング率が導入前と比べて約2倍に伸びたことです。当初は懐疑的だったベテラン社員も、設計作業の負担が軽くなったことで営業活動に集中できるようになり、今では積極的に活用しています。設計部門でも「AIに仕事を奪われるのでは」という声が一部にあったものの、業務負荷が軽減され残業も減りました。今後は、「ヨーロピアンテイストに」といった要望に応じてCGパースをAIが自動生成するような、画像生成への広がりにも期待が寄せられています。

改善・向上したこと
売上・収益の向上従業員満足度・働き方改善生産性向上対応時間・リードタイムの短縮
取り組み内容
AIツールの社内導入社内展開・定着

05 — For your company

うちでも使える?

応用しやすいのは、初回の提案が「顧客の条件に合う候補をいくつか見せる」ことで成り立つ商材です。住宅に限らず、リフォームや店舗内装、オーダー家具のように、最初の段階では過去のプランの組み合わせで十分たたき台になり、本格的な作り込みは後工程で専門職が担う業種なら、同じ切り分けが成り立つ可能性があります。「AIが提案する」という言い回しで初回接触のハードルを下げる発想も、無料見積もりを遠慮されがちな業種で試す価値がありそうです。

一方で、立地や既存建物の状態を見なければ最初の一案すら描けない改修工事や、顧客ごとの一点物しか扱わない設計事務所のように、初回から専門判断が欠かせない業務では効果が限られるでしょう。また、条件入力で候補が出るためには、元になるプランの蓄積が必要です。まずは直近の商談で設計担当に依頼した初回プランのうち、過去案の手直しで済んだものが何割あったかを数えてみてはどうでしょうか。

06 — Company

この事例の支援企業

A

Anshin Project Japan, Inc

AIサービス・ツール

AIによる新築住宅のプラン検索システム「マイホームロボ」を提供している。

この事例で使われたサービスマイホームロボ

この取り組みに関心があれば、
Anshin Project Japan, Incの公式情報をご覧ください

公式サイトへ行く

記事の情報

出典
若手社員のクロージング率が約2倍に向上。初期提案の質とスピードをAIで改善 - AIによる新築住宅のプラン検索システム・マイホームロボ発行元:Anshin Project Japan, Inc
作成
公開情報をもとに、WarpBiz編集部が調べてまとめた記事です。
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07 — Category

カテゴリー詳細

どこで使ったか

部門
建設・土木の業務営業
業務テーマ
建設・土木の業務›図面・設計
営業›提案・見積テレアポ・メール営業営業の育成

どんなAIで

AIの種類
予測・分析・最適化›レコメンドAI
文書・テキスト›文章自動生成
対話・エージェント›生成AI

何を使ったか

使ったAI
マイホームロボ
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