株式会社TeamSparta
AI研修・人材育成
韓国発のEdTechスタートアップで、日本では生成AIに特化した法人向け教育プログラムを提供している。
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※イメージ画像です01 — Overview
新潟県上越市の総合建設業、株式会社頸城建工が、EdTech企業の株式会社TeamSpartaが提供する「生成AI入門コース」を受講し、全プログラムを修了しました。研修は全社員に一斉に実施する形をとらず、まず部署横断で選んだ5名(バックオフィス3名、営業・設計2名)から始め、その様子を見て営業・施工管理・設計など現場寄りの7名へ対象を広げています。内容は生成AIの基礎、プロンプト設計、Word・Excel・PowerPointとAIの組み合わせに加え、受講者が自社業務を題材に改善プロジェクトを設計・実装する実習と講師の個別サポートで構成されました。その結果、集計作業の大幅な短縮や営業担当割り当ての自動化といった具体的な改善が生まれ、将来的な全社展開も構想されています。
出典:株式会社頸城建工、TeamSpartaの生成AI入門研修を修了 - 「誰もが大活躍できる」(発行元:株式会社TeamSparta)
02 — Problem
研修前の頸城建工では、AIの活用に抵抗感を持つ社員が少なくありませんでした。一方で、長時間を要する集計作業や、手作業で行う営業担当の割り当てなど、日々の業務には時間のかかる作業が残っていました。
編集部の見立てでは、ここでの課題は「AIを知らないこと」そのものより、「自分の仕事にAIが役立つ」という手応えを社員が持てていなかった点にあったと考えられます。改善余地のある作業が身近にあっても、それとAIが結びつかなければ、抵抗感は解消されません。知識を配るより先に、一人ひとりの業務の中で小さな成功を体験させる必要があった事例といえるでしょう。
03 — Key points
最も効いたと考えられるのは、最初の受講者を「成果を周囲へ水平展開できること」まで含めた基準で選んだ点です。業務への課題意識とAIへの前向きさに加えて、広める力を条件にしたことで、最初の5名は単なる受講者ではなく、社内に変化を伝える起点として機能したのではないでしょうか。しかも第1陣はバックオフィスと営業・設計にまたがって選ばれ、第2陣では「現場で即活用できるか」に基準を切り替えています。対象を広げる判断が、計画ありきではなく第1陣の様子を見て下されている点も、無理のない拡大を支えたと読めます。
次に、自社の業務を題材にした改善プロジェクトを研修の中心に据えた設計です。受講者は実際の業務課題に対して改善策を設計し、実装まで進めており、講師のメンタリングやフィードバックがその過程を支えています。学んだ知識を職場に持ち帰って応用する手間がなく、研修の成果物がそのまま業務の道具になる構造が、「研修で終わる」状態を防いだと考えられます。
さらに、WordやExcel、PowerPointといった日常的に使うツールとAIを組み合わせる内容を盛り込んだことも見逃せません。新しいシステムを入れるのではなく、すでに手元にある道具の使い方を変えるアプローチは、AIに抵抗感のある社員にとって心理的な距離を縮める入口になったはずです。
04 — Results
業務面では、長時間かかっていた集計作業がVBAによる自動化で3時間から約5分へ短縮され、営業担当の割り当ても自動化によって10分から約3分に改善しています。これらは業務プロセスの標準化や再現性のある仕組みとして定着しています。組織面では「まずAIに聞いてみよう」という文化が根付き、現場に近い業務でもAI活用が進み、チーム間の情報共有や横断的な改善活動が活発になりました。経営戦略室の室長は、成功体験の積み上げによって全社展開への期待感が高まったと述べており、全社員への展開が今後の構想として掲げられています。数値の大きさ以上に、改善が個人技で終わらず仕組みとして残った点に意味がある成果と編集部は見ています。
05 — For your company
この進め方が応用しやすいのは、Excelでの集計や担当の割り振りのように、手順が決まっていて繰り返し発生する作業が社内に点在している会社です。題材が身近にあるほど、プロジェクト型の実習から「明日から使える成果物」が生まれやすくなります。また、全社一斉の研修予算や時間を確保しにくい中小企業でも、数名から始めて成果を見ながら広げる形なら着手のハードルは下がるでしょう。
反対に、最初の数名を選べるだけの「課題意識があり、周囲に広められる人」が見当たらない組織では、第1陣の変化が社内に波及しにくいと考えられます。また、受講者が自分の業務を題材にできない、つまり研修中に実務へ手を入れる裁量や時間が与えられない環境では、この事例の中心にある実装型の学びが成り立ちにくいはずです。まずは社内で「毎回同じ手順で数時間かかっているExcel作業」を一つ選び、その作業の担当者と、周囲に話を広げてくれそうな同僚を思い浮かべてみてはどうでしょうか。
06 — Company
AI研修・人材育成
韓国発のEdTechスタートアップで、日本では生成AIに特化した法人向け教育プログラムを提供している。
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07 — Category
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