株式会社D4cアカデミー
データサイエンスに関するスクール運営、研修・セミナー・講演会の企画・運営と講師派遣、人材育成のアドバイザリー、人材紹介・派遣事業を行う。生成AIの総合研修プラットフォーム「生成AIナビ」を運営。
この取り組みに関心があれば、
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※イメージ画像です01 — Overview
青果流通システムや圃場管理システムを手がける株式会社アグリコミュニケーションズは、2025年6月、生成AIに触れたことのない一般社員40名弱を対象に入門研修を行いました。講師を務めたのは研修事業を営む株式会社D4cアカデミーで、同社の生成AI研修「生成AIナビ」の一環として、アグリコミュニケーションズ向けに内容をカスタマイズしています。
題材は、同社が社内で導入している「ナレフルチャット」とChatGPTの2つ。対面とオンラインを併用した2時間の中で、両ツールの違いの比較、活用事例とリスクの学習、自分の業務を題材にしたハンズオン、発表と質疑応答までを一通り体験する構成です。受講後のアンケートでは、理解度・ハンズオンの効果・業務への活用見込みのいずれも高い評価が集まりました。
出典:【株式会社D4cアカデミー】参加者の95%が「説明が分かりやすい」と回答!生成AI活用研修「生成AIナビ」をアグリコミュニケーションズ様で実施、ナレフルチャット・ChatGPTの業務導入を支援。 | 株式会社D4cアカデミーのプレスリリース(発行元:株式会社D4cアカデミー)
02 — Problem
アグリコミュニケーションズでは、生成AIに触れた経験のない社員が多数を占めていました。現場には「使ってみたいが何から始めればよいか分からない」「セキュリティや誤情報が不安」という声があり、社内にはすでにナレフルチャットというツールも用意されていました。
ここで目を向けたいのは、ツールが手元にあるのに活用が進まない、という状況の構図です。編集部の見立てでは、壁になっていたのは操作の難しさよりも、「自分の仕事のどこに使えばいいのか」「どこまで信用してよいのか」という判断の足場がなかったことではないでしょうか。使い方の説明だけでは埋まらない、この心理的な空白こそが本当の困りごとだったと考えられます。
03 — Key points
最も効いたと考えられるのは、社内ですでに導入しているナレフルチャットを研修の題材に据えたことです。汎用的なChatGPTだけを教えるのではなく、明日から実際に触れる社内ツールと並べてインターフェースや機能の違いを比較したことで、受講者は学んだ内容をそのまま自分の職場に持ち帰れます。研修で身につけたことが研修室の中で完結せず、日常の業務環境に直結する設計だった点に意味があります。
次に、後半を受講者自身の業務を題材にしたハンズオンに充てた構成が挙げられます。プロンプト(AIへの指示文)を自分で書き、AIの応答を確かめる体験を通じて、「どこに使えるか」という問いに受講者自身が答えを出す形になっています。最後に発表と質疑応答、講師の総括を置いたことも、個々の気づきを参加者全員で共有し、学びを整理する役割を果たしたと考えられます。
もう一つは、活用事例と並べてリスクを扱った順番です。現場の不安として挙がっていた誤情報やセキュリティの問題を、ハンズオンに入る前の座学で先に扱ったことで、受講者は安全な使い方の線引きを持った状態でツールに触れられたはずです。2時間という短い枠を「入門」と割り切ってカスタマイズした判断も、未経験者の集中力と理解の段階に合っていたのではないでしょうか。
04 — Results
受講後のアンケートでは、95%以上が「講師の説明がわかりやすい」「研修内容を理解できた」と答え、ハンズオンについては80%以上が「効果的だった」、業務への活用については90%以上が「活用できそう」と回答しています。社員からは「業務効率が上がりそう」「もっと試してみたい」という声も寄せられました。ただし、これらは研修直後の理解度や意欲を示すもので、業務効率化の実績ではありません。同社は今後、業務の中に自然にAIが入り込む環境づくりを進めるとしており、研修はその第一歩という位置づけです。
05 — For your company
応用しやすいのは、すでに何らかの生成AIツールを社内に導入済み、あるいは導入の目処が立っている会社です。この事例の核は「実際に使うツールを題材に、自分の業務で試す」という点にあり、使う環境が決まっているほど研修の中身を現場へ持ち帰りやすくなります。未経験者が多い組織でも、入門と割り切って2時間程度に絞れば、業務を止める負担も限られるでしょう。
一方で、利用するツールや社内ルールがまだ決まっていない段階では、同じ効果は期待しにくいと考えられます。研修で「使えそう」と感じても、翌日に触れる環境がなければ意欲はしぼんでしまいます。また、この事例で確認されているのは研修直後の理解度と活用意欲であり、業務時間の短縮といった成果までは示されていません。研修後に誰が活用を後押しし、どう定着させるかという設計は、自社で別に考える必要があります。
まずは、社内で使える生成AIツールに、自分の担当業務で実際に出てくる依頼文を一つ入力してみてはどうでしょうか。
06 — Company
データサイエンスに関するスクール運営、研修・セミナー・講演会の企画・運営と講師派遣、人材育成のアドバイザリー、人材紹介・派遣事業を行う。生成AIの総合研修プラットフォーム「生成AIナビ」を運営。
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07 — Category
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