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  5. 採用担当1名の体制でAIスカウト代行、紹介が滞った専門職の採用へ|株式会社ARISE analyticsの導入事例

✓ やさしく事例解説
IT・通信
データ分析・ITコンサルティング

実施 2025.01 ・ 更新 2026.08.17

採用担当1名の体制でAIスカウト代行、紹介が滞った専門職の採用へ

コンサル(導入支援・AI戦略支援)
開発(実装支援・AI搭載支援)

※イメージ画像です

採用担当1名の体制でAIスカウト代行、紹介が滞った専門職の採用へ のプロジェクト概要図解

取り組み概要

やさしく事例解説

プロジェクト解析

実施・導入企業

こんな方へおすすめのAI解説です

  • 人材紹介から候補者が来ない
  • 採用担当が1人で手が回らない
  • スカウトの質を改善できない
OVERVIEW

どのようなAIの取り組み?

採用担当1名の体制で、AIエージェントによるスカウト代行を活用し、紹介では埋まりにくかった専門職の採用につなげたAI取り組み

業種

データ分析・ITコンサルティング(IT・通信)

取り組み領域

人事/中途採用のダイレクトスカウト

使ったAI

リクルタAI ダイレクト採用(採用支援AIエージェント)

主な成果

紹介が得にくかったビジネスコンサルタントの採用に成功

採用担当1名の体制でAIスカウト代行、紹介が滞った専門職の採用へ のプロジェクト概要図解

株式会社ARISE analyticsは、KDDIが保有する国内最大規模のユーザーデータとアクセンチュアのアルゴリズム構築力を背景に2017年に設立されたジョイントベンチャーです。事業拡大に伴って専門性を持つ人材の採用ニーズが高まる一方、会社の認知が十分に広がっておらず、人材紹介会社以外のチャネルを確立することが課題になっていました。専任の採用担当は1名、スカウト実務は業務委託という体制です。ここで使われたのが、スカウト業務をワンストップで代行するサービス「リクルタAI ダイレクト採用」でした。AIエージェントが候補者の抽出とスカウトを担い、サービス側のカスタマーサクセス担当者が求人要件の設定やスカウト文面の作成を支援する形で運用され、エンジニア採用では現場社員が要件づくりに直接関わっています。約3年にわたって紹介が得にくかったビジネスコンサルタントの採用が実現しました。

出典:リクルタAI | 現場の声から生まれた、 採用活動を支援するAIエージェント 発行元:Algomatic Works Inc.

EASY GUIDE

やさしく事例解説

何に困って、AIを入れたのか

専任の採用担当が1名で、スカウトの実務は業務委託に任せる。この運用が約1年続いていましたが、共有される情報は「何通送ったか」という送信数が中心で、面談設定にはなかなか結びつきませんでした。会社理解から職種理解、ターゲット抽出、文面作成までを人手でこなす以上、成果はその人のスキルに左右されます。

編集部の見立てでは、ここでの本質的な困りごとは人手の不足そのものではなく、スカウトの結果を「次にどう直すか」へつなげる手がかりが社内に残らなかった点にあります。送信数は数えやすい指標ですが、狙った候補者像のどこがずれていたのか、文面のどの部分が響かなかったのかまでは映しません。改善の材料が見えないまま量だけが積み上がる構造では、担当を増やしても同じ壁に当たっていたのではないでしょうか。

どうやって、うまくいったのか

運用を続けるほど候補者リストアップの精度が上がっていく仕組みを選んだ判断が、この取り組みの起点になっています。人手でスカウトを回す方式では、経験は担当した個人に溜まり、その人が離れれば振り出しに戻ります。継続的に学習して精度を高めるAIエージェント(AIが自律的に候補者の抽出や送信までこなす仕組み)を軸に据えた設計は、蓄積の置き場所を人からシステム側へ移す選択でもありました。導入の決め手にAIによるスカウト精度の改善機能が挙げられているのは、単発の送信代行ではなく改善の連続性を求めていた表れと読めます。

採用要件を、人事を介した伝言ではなく現場社員とサービス側担当者の直接のやり取りで固めたプロセスも効いています。エンジニアのような専門職では、求める技術やチームでの役割を正確に言葉にできるのは日々その仕事をしている人であり、そこが曖昧なままではAIがどれだけ候補者を並べても的が外れます。要件づくりの入口を一次情報に寄せた運用は、AIの精度を語る前段の品質を確保する工夫として見逃せません。

もう一つの柱は、AIによる自動スカウトと、カスタマーサクセス担当者による求人要件の設定・文面作成の支援を重ねた二層の構成です。AIが候補者の抽出と送信を量的に支え、人は要件や文面という判断の要る部分を受け持つ、という役割の切り分けになっています。担当者が自社サービス以外の選択肢や求人そのものの改善まで提案する運びになっており、ツールを使い続けさせることではなく採用が前に進むことを軸に置いた支援の組み立てです。

具体的に、どんな成果が出たのか

改善・向上したこと

業務の自動化
属人化解消
人手不足の解消
生産性向上

推進したこと

AI活用の社内展開・定着

この事例で出た成果

最も大きな成果として挙げられているのは、約3年間にわたって人材紹介会社から候補者の紹介が得にくかったビジネスコンサルタントの採用が実現したことです。市場に候補者が少なく採用競合も多いポジションで、チャネルを足したことが実際の採用まで届きました。社内では各部署から「このポジションもスカウトをお願いできないか」という要望が寄せられるようになり、求人要件の設定プロセスの改善も進んでいます。今後はKDDIグループ外への事業展開と独自ソリューション開発に向け、事業をリードできる人材の採用を加速する方針が示されています。

うちでも使える?

応用しやすいのは、採用チャネルが人材紹介に偏っていて、スカウトは外部に任せているものの送信数以外の情報が戻ってこない、という状態の組織でしょう。担当者が1〜2名で複数部署の求人を同時に抱えている場合、候補者の抽出と送信を預けられる余地は大きいはずです。

一方で、要件を語れる現場社員がやり取りに時間を割けない環境では、効き目は薄くなります。この事例で精度が上がった背景には現場を巻き込んだ要件づくりがあり、そこを人事だけで抱え込むと、AIに渡す情報が最初から曖昧になってしまうためです。候補者の母集団が極端に小さい職種や、経歴では測りにくい資質が採否を分ける役割も、スカウト精度の向上だけでは埋めきれません。手始めに、直近のスカウト運用で送信数のほかにどんな情報が手元に残っているか、1ポジション分だけ見返してみる。改善の材料が何も出てこないなら、そこが検討の入口です。

この事例は2025年1月時点の情報です。AI分野は変化が速いため、現在は同様の取り組みをより短い期間・少ない負担で実現できる場合があります。

ANALYSIS

プロジェクト解析

プロジェクト内容

AI導入・支援形態

SaaS・AIツール導入

導入部門・データ活用

導入部門:バックオフィス・管理部門(人事・経理・法務)

採用支援
スキル・適性マッチング

採用したAI技術・ツール

採用したAI技術:AIモデル・構築手法

AIエージェント(AIが自律的にツールを使いタスク実行)

AIモデル・ツール

リクルタAI
COMPANIES

プロジェクト実施・導入企業

実施・支援企業 (VENDOR)

Algomatic Works Inc.

採用活動を支援するAIエージェント「リクルタAI」を提供し、スカウト業務をワンストップで代行する「リクルタAI ダイレクト採用」を展開している。

この取り組みに関心があれば Algomatic Works Inc.の公式情報をご覧ください

導入先企業 (CLIENT)
株式会社ARISE analytics
業種:データ分析・ITコンサルティング

出典・参考情報

※本事例は以下の公開情報を元にWarpBiz編集部がリサーチ・作成しました。

リクルタAI | 現場の声から生まれた、 採用活動を支援するAIエージェント

発行元:Algomatic Works Inc.

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