更新 2026.08.15
Instagram LIVEでクーポン自動配布、コメント数2倍のアパレル施策
企業規模:300人以内
※イメージ画像です

取り組み概要
やさしく事例解説
プロジェクト解析
実施・導入企業
こんな方へおすすめのAI解説です
- SNSのコメントに返信しきれない
- ライブ配信を売上につなげたい
- クーポン配布の手作業に追われている
どのようなAIの取り組み?
Instagram LIVEのコメントに反応してクーポンを自動配布し、コメント数を通常時の2倍に伸ばしたAI取り組み
業種
アパレル(小売・流通・EC)
取り組み領域
SNSマーケティング/Instagram LIVE運用
使ったAI
BotBonnie(会話型マーケティングプラットフォーム)
主な成果
コメント数が通常時の2倍(200%)に
アパレルブランド「Bou Jeloud」「Bab」「CIEL'AIR」を展開する株式会社リンクイットは、Instagram LIVE配信からの売上増と、エンゲージメント(ブランドと顧客の結びつきの強さ)の強化を狙い、Appierが提供する会話型マーケティングプラットフォーム「BotBonnie」を使いました。仕組み自体は単純で、配信を見ている人が「秋」とコメントすると、そのユーザーのInstagram DMへ800円OFFクーポンがその場で自動的に届きます。配信者は口頭でコメントへの参加を呼びかけ、賞品配布モジュールを使ってクーポンを受け取る流れ自体を楽しい体験として組み立てました。視聴ユーザーの15%にクーポンが渡り、コメント数は以前の同様の配信と比べて2倍を記録しています。
出典:リンクイット | Appier 発行元:Appier
やさしく事例解説
何に困って、AIを入れたのか
Instagram LIVEでショッピング体験を演出しようとしたとき、運営面で立ちはだかったのは、個別のユーザーにクーポンを渡し、寄せられるコメントにすべて返信していくのは難しいという壁でした。配信中の担当者は、商品を紹介しながら流れていくコメントにも目を配ることになります。
編集部の見立てでは、ここでの本質は「対応する件数が多い」ことよりも、ライブ配信という止められない時間の上で、個別の返信作業を同時にこなさなければならない点にあったのではないでしょうか。通常の問い合わせであれば順番に返していけますが、ライブの盛り上がりは巻き戻せません。コメントした瞬間に何も返ってこなければ、視聴者の気持ちはその場で離れてしまう。人手を積み増して解決する種類の問題ではなく、時間そのものと向き合う構造だったと考えられます。
どうやって、うまくいったのか
参加の合図を「秋」という一語のコメントに絞り込んだ設計が、この仕組みの土台になっています。視聴者に求める行動をひとつの単語の書き込みだけに限定したことで、システム側は反応すべきコメントを迷いなく判別でき、視聴者側も何をすればクーポンをもらえるのかを一瞬で理解できます。自動化が成立する条件を、機能の性能ではなく参加ルールの設計側でつくった点に要点があります。
クーポンの受け渡しをコメント欄ではなくInstagram DMに置いた切り分けも効いていると考えられます。コメント欄は次々に流れていく公開の場であり、そこで個別の特典を渡そうとすれば、取りこぼしも混乱も起きやすくなります。反応はコメントで受け、配布は一対一のDMで行うという役割分担が、公開の場の盛り上がりと、個別への確実な受け渡しを同時に成り立たせています。
賞品配布モジュールを使い、クーポン配布そのものを「楽しく続く体験」として設計した点も見逃せません。自動返信は本来、手間を減らすための機能ですが、ここでは受け取る側のワクワク感を生む演出の道具として組み立てられています。そこへ、配信者が口頭でコメント参加を促すという人の動きが重なり、自動で動く仕組みに人が入口をつくる形になりました。
具体的に、どんな成果が出たのか
改善・向上したこと
この事例で出た成果
視聴ユーザーの15%がクーポンを受け取り、コメント数は通常時の200%、つまり以前の同様のInstagram LIVE配信と比べて2倍を記録しました。コメントや質問がふだんより活発に寄せられ、視聴者が自然に会話へ加わりやすいライブ空間が生まれています。分かりやすい見返りが、様子を見ていた視聴者の一歩を後押しした結果と読めます。
うちでも使える?
応用しやすいのは、ライブ配信やSNSで顧客と直接つながる接点を持っていて、その場で渡せる特典を用意できる商売です。特典の中身は割引に限らず、先行案内でも構いませんが、渡す条件を一語で言い切れることが前提になります。逆に、購入前に採寸や相談が必要な商材や、在庫・割引原資を別のシステムで細かく管理している場合は、一律のキーワード配布が実態と噛み合わず、そのままの形では持ち込みにくいでしょう。
小さく試すなら、次の配信で配る特典をひとつだけ決め、それを受け取る合図の言葉を一語に決めてしまうところから。合図が二語三語に伸びる、あるいは条件の説明が必要になるようなら、その特典はまだ自動配布に向いていないという判断材料にもなります。
プロジェクト解析
プロジェクト内容
AIツール・サービスの提供形態
導入部門・データ活用
導入部門:マーケティング
活用したデータ:外部・Web・SNSデータ
採用したAI技術・ツール
採用したAI技術:テキスト・言語AI
AIモデル・ツール
連携ツール
連携したシステム・外部サービス
プロジェクト実施・導入企業
Appier
AIを活用したマーケティングソリューションの世界的なリーディングカンパニー。獲得、エンゲージメント、コンバージョンに至るまでカスタマージャーニーに沿って企業の事業成長を支援するワンストップ型AIソリューション(Ad Cloud、Personalization Cloud、Data Cloud、会話型マーケティングプラットフォームBotBonnie)を提供する。
株式会社リンクイット
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