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  5. ドコモ・テクノロジ、生成AI研修と5か月の実践で40名全員がプロジェクト経験|ドコモ・テクノロジ株式会社の導入事例

✓ やさしく事例解説
IT・通信
情報・通信業(無線ネットワーク技術)

更新 2026.08.15

ドコモ・テクノロジ、生成AI研修と5か月の実践で40名全員がプロジェクト経験

研修(リスキリング)

プロジェクト期間:半年未満

※イメージ画像です

ドコモ・テクノロジ、生成AI研修と5か月の実践で40名全員がプロジェクト経験 のプロジェクト概要図解

取り組み概要

やさしく事例解説

プロジェクト解析

実施・導入企業

こんな方へおすすめのAI解説です

  • 社内にAIを教えられる人がいない
  • 学んだ知識が実務につながらない
  • 生成AIの使いどころが見えない
OVERVIEW

どのようなAIの取り組み?

生成AIのハンズオン研修と5か月の実務プロジェクトを組み合わせ、約40名が自社課題の解決に取り組んだAI人材育成の事例

業種

通信ネットワーク技術サービス(情報・通信業)

取り組み領域

全社の人材育成/生成AI活用

使ったAI

Azure OpenAI Service(生成AI・LLM/RAG)

主な成果

参加者約40名全員がプロジェクトを一度完遂

ドコモ・テクノロジ、生成AI研修と5か月の実践で40名全員がプロジェクト経験 のプロジェクト概要図解

通信ネットワーク技術を手がけるドコモ・テクノロジは、生成AIを扱える人材を社内に育てるため、法人向けDX研修を提供するキカガクとともに、Azure OpenAIのハンズオン研修と5か月間のPBL(Project Based Learning:実務課題を題材に企画から推進までを行う課題解決型の学習)を組み合わせた育成プログラムを実施しました。6つの事業ユニットから有志が集まり、8チーム約40名が参加。まず20名ずつ2回に分けた2日間のハンズオン研修でAzure上での生成AIの扱い方を基礎から学び、その後は各チームが自分たちの実務課題をテーマに、企画からプロジェクト推進までを担いました。伴走はSlackでの質問対応とオンラインのQA会が中心で、最後は経営幹部が評価する社内コンテスト形式の成果発表会で締めくくられています。

出典:導入事例:ドコモ・テクノロジ株式会社様 | 【事例:AOAI研修+PBL】生成AIのハンズオン研修×PBLで、技術トレンドの変化に強い組織へ | 法人向けDX研修ならキカガク 発行元:キカガク

EASY GUIDE

やさしく事例解説

何に困って、AIを入れたのか

LLM(大規模言語モデル)やRAG(外部のデータを検索してAIの回答に活用する仕組み)を扱える人材を育てるという方針はあったものの、それを社内だけで回すのは難しい状況にありました。LLMの案件を手がけられるレベルのメンバーは日常業務で手一杯で、他のメンバーへ指導する時間を確保できません。自発的に生成AIを学んでいる社員は多くいたのですが、実際に手を動かす機会がなく、空き時間に少しずつ進める学習ではビジネス活用に届く水準まで積み上がらない状態が続いていました。

編集部の見立てでは、困りごとの本質は学ぶ意欲や情報量の不足ではなく、学習が業務時間からも、実際のデータからも、自分たちの課題からも切り離されていたことにあります。切り離された学習は個人の知識としては残っても、組織の力にはなりません。外部の力を借りて、業務時間内に社内データと自らの課題を扱う場をつくるという判断は、この構造への手当てだったと読み取れます。

どうやって、うまくいったのか

入口を未経験者の位置に合わせた設計が、この取り組みの土台になっています。同社の案件はAWSを基盤とするものが多く、参加者のほとんどはAzureに触れた経験がありませんでした。そこでクラウドの操作から順に進め、OpenAIを使った簡単なシステムを自分の手で組み上げるところまでを2日間で扱っています。この入口の作り方があったからこそ、続くPBLで研修中に学んだシステム構成やパターンを参照しながら進める連続性が生まれたと考えられます。

伴走の焦点を技術の内側だけに置かなかったことも、大きく効いた要因でしょう。プロジェクトの最初に企画検討会を挟み、「その課題は他の技術ではなくLLMで解くべきものか」「よい体験として、LLMからどんな回答が出るとよいか」といった問いを技術検討の前段に置いています。実装の相談だけを受ける形にすると、筋の悪いテーマを抱えたまま5か月が過ぎてしまいますが、課題設定そのものを議題に載せる設計が、それを防ぐ役割を果たしています。予算と時間の制約から個別メンタリングは置かず、Slackの非同期の質問対応とQA会での同期の議論を組み合わせるという、支援の密度を絞った構成だった点も見逃せません。

成果発表を経営幹部が評価する社内コンテスト形式にしたことは、学習を参加者個人の中に閉じさせないための仕掛けとして機能しています。テーマがもともと各チームの実務課題である以上、発表の場を全社に開くほど、学習の成果が会社の課題解決という文脈につながりやすくなります。

具体的に、どんな成果が出たのか

改善・向上したこと

社内ナレッジ活用

推進したこと

AI人材の育成
AIリテラシー向上
内製化・自走体制の構築
AI活用の社内展開・定着
組織変革・DX推進

この事例で出た成果

参加者約40名全員が、生成AIを課題解決につなげるプロジェクトを一度は回すところまで到達しました。担当者は、ハンズオン研修だけであれば業務で活用できる人は40人中2〜3人程度だったかもしれないと振り返っています。部署内ではLLMを「ただ聞いてみる」使い方から、業務改善への適用やRAGと組み合わせた活用の相談・試みへと広がりました。QA会をきっかけに参加者同士で調べ合い助け合うコミュニティも生まれています。コンテストの聴講者アンケートでは「有意義だった」「参考になった」との回答が100%となり、優勝チームのプロジェクトは今後の推進が予定されています。

うちでも使える?

応用しやすいのは、社員が持ち込める実務課題と、それを扱える社内データが手元にあり、学習の時間を業務時間として確保できる場合です。テーマが自分の仕事から出ているほど、数か月にわたる実践型のプログラムは最後まで走りきりやすくなります。

一方、条件が揃わない場合は同じ形になりません。参加者に持ち込める課題がなく、テーマを事務局が割り当てる形になると、企画検討会で課題の本質を議論する時間が空回りします。成果を受け止める場が社内にないままでは、発表して終わりになりかねません。技術トレンドの反映を前提にした伴走が要となる取り組みでもあるため、汎用の座学パッケージを購入するだけでは、この流れは再現しにくいでしょう。

まずは、自部署で困っている作業をいくつか並べ、そのうち「他の手段ではなくLLMでこそ解けるのはどれか」を一つ選んでみてはいかがでしょうか。この問いに答えられるテーマが一つでもあるなら、実践型の学習を始める入口はすでにあります。

ANALYSIS

プロジェクト解析

採用したAI技術・ツール

採用したAI技術:AIモデル・構築手法

RAG(社内データ等をAIが参照して回答)

AIモデル・ツール

Azure OpenAI Service

連携ツール

連携したシステム・外部サービス

Slack
COMPANIES

プロジェクト実施・導入企業

実施・支援企業 (VENDOR)

キカガク

法人向けDX研修を提供する企業。業界業種問わず1000社以上の企業に導入実績があり、DX人材育成における課題解決を支援している。Azure OpenAI Service ハンズオン研修やPBL(課題解決型研修)パッケージなどのプログラムを提供する。

この取り組みに関心があれば キカガクの公式情報をご覧ください

導入先企業 (CLIENT)
ドコモ・テクノロジ株式会社
業種:情報・通信業(無線ネットワーク技術)

出典・参考情報

※本事例は以下の公開情報を元にWarpBiz編集部がリサーチ・作成しました。

導入事例:ドコモ・テクノロジ株式会社様 | 【事例:AOAI研修+PBL】生成AIのハンズオン研修×PBLで、技術トレンドの変化に強い組織へ | 法人向けDX研修ならキカガク

発行元:キカガク

掲載企業の方へ:本記事は公開情報をもとに作成しています。内容の修正・削除、または貴社確認のうえでの公式掲載をご希望の場合はこちらからご連絡ください。

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