実施時期: 2024年04月|2026.06.02 最終更新
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プロジェクト概要
アプローチと成果
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こんな課題を持つ企業におすすめの事例です
損保ジャパンの企業向け火災保険では、代理店が顧客の固定資産台帳を確認し、必要な情報を転記して書類を作成していました。しかし、顧客ごとに固定資産台帳のフォーマットが異なり、項目数が膨大なケースもあるため、個別の確認・転記作業に膨大な時間と労力を費やしていました。
従来のルールベースのシステムでは、このような非定型フォーマットからの情報抽出や高度な自動転記を実現することが困難であったため、生成AIを活用した抜本的な業務効率化が求められていました。
AI inside株式会社が提供するAIエージェント「Heylix」を導入し、固定資産台帳からの情報抽出と転記を自動化するシステムを開発しました。業務担当者が「Heylix」に固定資産台帳をアップロードするだけで、AIが自律的に資料の構造を認識し、必要な情報のみを抽出する仕組みを構築しています。
読取対象外のシートや空欄行などの不要な情報が混在していても、前処理なしで正確に情報を抽出できる点が大きな特徴です。さらに、AI insideの経営層向けAI実装コンサルティングチーム「InsideX」が伴走し、AIを用いた査定業務全般の改革に向けた支援を継続的に行っています。
改善・向上したこと
業務の自動化
生産性向上
エラー・ミスの削減
推進したこと
システムへのAI機能組込み
組織変革・DX推進
生成AI機能を活用することで、固定資産台帳の転記作業において精度95%での自動化に成功しました。これにより、代理店担当者が手作業で行っていた確認・転記作業の負担が軽減され、大幅な業務効率化を実現しています。
損保ジャパンの担当者からは、早期からLLM開発や生成AIプロダクト実装の経験を積んできたAI insideの技術力が高く評価されており、今後は他業界や他業務への展開も視野に入れた取り組みが進められています。
全社共通・汎用業務
AIによる定型業務の自動化
文書・ナレッジ
帳票・紙の資料
固定資産台帳
数値・Excel・ログ
EXCELファイル
採用したAI技術
テキスト・言語AI
データ抽出・入力自動化
AIモデル・構築手法
(RAG / ファインチューニング / 他)
AIエージェント(AIが自律的にツールを使いタスク実行)
その他のツール
WarpBiz編集部の事例考察
本事例の成功の最大の要因は、フォーマットが不揃いな帳票処理という従来のルールベースでは解決困難だった課題に対し、自律的に構造を認識できるAIエージェントを適用した点にあります。このアプローチは、保険業界に限らず、多様な取引先から異なる形式のデータを受け取る製造業の受発注業務や、不動産業界の物件情報入力など、幅広い業種での横展開が期待できます。導入にあたっては、AIが抽出したデータの最終的な確認フローをどのように設計するかが、実運用を定着させるための重要なハードルとなるでしょう。同様の非定型データの処理や転記作業の自動化を検討されている方は、ぜひ他の事例記事もご覧いただき、自社に合ったツール探しにご活用ください。
生成AI・LLMや自律型AIをはじめとした最先端テクノロジーの研究開発と社会実装を行うテックカンパニー。
AI inside、損保ジャパンの火災保険における業務効率化をAIエージェント「Heylix」で支援
発行元:AI inside 株式会社
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