実施時期: 2024年12月|2026.06.02 最終更新
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アプローチと成果
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こんな課題を持つ企業におすすめの事例です
地域金融機関では、デジタル技術やデータの利活用を通じた高付加価値営業の実践や、経営・営業管理の高度化・迅速化が求められています。しかし、膨大な顧客データから一人ひとりのニーズを正確に把握し、適切なタイミングで金融商品を提案することは容易ではありません。
こうした課題を解決するため、株式会社静岡銀行は、データ起点の新たなサービス導入を検討していました。そこで着目したのが、株式会社りそなホールディングスと株式会社ブレインパッドが共同開発したAIツールです。
株式会社りそなホールディングス、株式会社りそな銀行、株式会社ブレインパッドの3社は、AIを活用した銀行業務支援ツール「Data Ignition」を共同開発し、第一弾として株式会社静岡銀行へ提供しました。
このツールは、必要なデータをAIに読み込ませるだけで、住宅ローンや積立投資信託といった金融商品に対する顧客のニーズをスコア化して予測する機能を備えています。最大の特徴は、りそなグループの実務においてすでに活用効果が実証されているAIモデルをソフトウェアに搭載している点です。これにより、複雑な設定や開発を必要とせず、導入後すぐに精度の高い予測データを営業活動に活用できる仕組みを構築しています。
改善・向上したこと
顧客対応の効率化
生産性向上
推進したこと
新サービス・製品開発
「Data Ignition」の導入により、地域金融機関はニーズの高い顧客を的確に抽出し、優先的にアプローチすることが可能になります。これにより、手当たり次第の営業活動から脱却し、効率的かつ顧客満足度の高い提案活動が実現します。
株式会社静岡銀行では、本ツールの活用を通じてグループ一体での高付加価値営業を実践していく方針です。また、りそなグループは今後も連結子会社であるFinBASE株式会社を通じて、地域金融機関へ様々な機能やサービスの展開を加速させていくとしています。
営業
営業リスト作成・見込み抽出
数値・Excel・ログ
顧客リスト・会員属性(CRM)
採用したAI技術
AIモデル・構築手法
(RAG / ファインチューニング / 他)
機械学習(数値データからの予測・推論)
統計モデル(数値データに基づく傾向分析)
その他のツール
WarpBiz編集部の事例考察
本事例の成功の鍵は、自社の実務で効果が実証されたAIモデルを汎用的なツールとしてパッケージ化し、他社へ展開した点にあります。この「実証済みAIの横展開」というアプローチは、金融業界に限らず、小売業の需要予測や不動産業の物件レコメンドなど、顧客データを扱うあらゆる業種に応用可能です。導入にあたっては、AIが算出したスコアを現場の営業担当者がどう活用するかという業務フローの設計が重要になります。同様のデータ活用や営業効率化を検討されている方は、ぜひ他のAI導入事例も参考に、自社に最適なツール探しにお役立てください。
関連度の高い事例を選定しています。少しお待ちください。