実施時期: 2024年04月|2026.06.02 最終更新
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アプローチと成果
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こんな課題を持つ企業におすすめの事例です
レオパレス21では、従業員が業務を進める上で、社内規約や業務マニュアルを参照する機会が多くありました。しかし、従来は各従業員が社内ポータルに掲示されている膨大なファイルの中から必要なものを探し出し、さらにそのファイル内から該当する情報を自力で見つけ出さなければなりませんでした。この情報検索のプロセスに多くの時間を費やしており、業務効率化の大きな妨げとなっていました。
そこで同社は、従業員がよりスムーズに必要な情報へアクセスし、サービス品質や提供スピードの向上を図るため、セキュアな環境で利用できる生成AIの導入を決定しました。
日本マイクロソフト株式会社が提供する「Azure OpenAI Service」を活用し、社内向け生成AIチャットシステム「LeoAI Chat」を自社開発で構築しました。このシステムは、入力されたデータがAIの再学習に利用されない仕様となっており、情報セキュリティ上の安全性を担保したまま大規模言語モデルを利用できるのが特徴です。
2023年11月の本格導入時には、全従業員がイントラネットを通じて利用できる環境を整えるとともに、デジタルリテラシー教育の実施や生成AI利用に関するガイドラインの策定など、社内環境の整備も並行して進めました。さらに2024年4月のバージョンアップでは、社内規約や業務マニュアル、過去の事例、FAQなどの社内データをAIに学習させました。これにより、従業員がチャット上で質問するだけで、業務に必要な回答をダイレクトに得られる仕組みを実現しています。
改善・向上したこと
業務の自動化
生産性向上
対応時間・リードタイムの短縮
推進したこと
AI基盤・インフラ構築
AIリテラシー向上
AIガバナンス・リスク管理
「LeoAI Chat」の導入により、情報検索にかかっていた手間が大幅に削減されました。実際にシステムを使用しているユーザーは、平均して1人あたり月間約8時間の業務時間削減という定量的な成果を上げています。
同社は今後の展望として、2024年内を目途に規約やマニュアルにとどまらない幅広い社内業務データの学習を進める予定です。業務データとそれを応用した回答が可能なレベルまでAIの精度を高め、データドリブン経営の実現とDX推進をさらに加速させていく方針です。
自社活用(自社開発・活用推進)
全社共通・汎用業務
社内データのAI検索構築
社内専用AIアシスタント構築
文書・ナレッジ
マニュアル・業務規定・FAQ
採用したAI技術
テキスト・言語AI
チャットボット
社内データ検索
社内Q&A対応
AIモデル・構築手法
(RAG / ファインチューニング / 他)
RAG(社内データ等をAIが参照して回答)
クラウドAI基盤
構築・利用したデータ基盤・インフラ
Microsoft Azure
WarpBiz編集部の事例考察
本事例の成功の最大の要因は、単なるツールの導入にとどまらず、ガイドライン策定やリテラシー教育といった社内環境の整備を並行して行った点にあります。社内規約やマニュアルを学習させたAIチャットは、不動産業界に限らず、膨大な社内規定を抱える金融業や製造業など、あらゆる業種のバックオフィス業務や現場サポートに横展開できるアプローチです。導入にあたっては、ハルシネーション(もっともらしい嘘)を防ぐためのデータ整備や、従業員が適切にプロンプトを入力できるような継続的な教育がハードルとなるでしょう。同様の社内AI活用を検討される方は、ぜひ他の事例記事もご覧いただき、自社に合ったツール探しにご活用ください。
賃貸事業、開発事業、シルバー事業・その他事業
社内向け生成AIチャットシステム「LeoAI Chat」をバージョンアップ | ニュース | 株式会社レオパレス21
発行元:株式会社レオパレス21
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