実施時期: 2023年11月|2026.06.02 最終更新
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プロジェクト概要
アプローチと成果
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こんな課題を持つ企業におすすめの事例です
野村不動産ソリューションズは、不動産売買を検討する顧客向けに、心理的ハードルを下げるため2016年よりチャット型Q&Aサービスを提供していました。しかし、従来のQ&A形式では顧客の細かなニュアンスを汲み取ることが難しく、より自然なコミュニケーションが求められていました。
そこで、昨今のAI技術の進化を背景に、自然言語での対話が可能なサービスへのリニューアルを決断しました。生成AIの技術力と不動産領域での知見を豊富に持つ株式会社LIFULLをパートナーに迎え、新たな相談AIサービスの共同開発プロジェクトをスタートさせました。
株式会社LIFULLの支援のもと、生成AI技術を活用した対話型チャットサービス「AI ANSWER Plus(ベータ版)」を共同開発しました。このシステムは、野村不動産ソリューションズが運営する不動産情報サイト「ノムコム」内の膨大な物件情報や、住まいに関する多様なコンテンツ、データをAIが直接参照する仕組みを構築しています。
顧客からの「物件探し」「段取り」「物件の比較検討」「専門用語の解説」といった幅広い質問に対し、生成AIが合致する情報を見つけ出し、自然な言葉でダイレクトに回答します。まるで専属の営業担当者と対話しているかのようなスムーズなコミュニケーションを実現するため、LIFULLの持つ生成AIのノウハウが存分に活かされています。
改善・向上したこと
顧客対応の効率化
顧客満足度の向上
推進したこと
新サービス・製品開発
既存システムとのAI連携
本サービスの導入により、顧客自身がサイト内から情報を探し出す手間が大幅に省かれ、求めている情報へスムーズにアクセスできる環境が整いました。個人情報を明かすことなく、24時間いつでも専属アシスタントのように疑問を解決できるため、顧客サービスの質が大きく向上しています。
今後は、顧客ごとの多様な疑問や相談内容により的確に応えられるよう、生成AIの精度向上と研究を継続し、2024年春を目途に正式版への移行を目指すとしています。
顧客対応・サポート
AIチャットボット
文書・ナレッジ
住まい関連コンテンツ
数値・Excel・ログ
物件情報データ
採用したAI技術
テキスト・言語AI
チャットボット
社内データ検索
社内Q&A対応
AIモデル・構築手法
(RAG / ファインチューニング / 他)
RAG(社内データ等をAIが参照して回答)
生成AI・LLMサービス
WarpBiz編集部の事例考察
成功の最大の要因は、自社の持つ豊富な不動産データと、ベンダーの高度な生成AI技術を掛け合わせ、顧客が直感的に情報を得られる仕組みを構築した点にあります。このアプローチは、金融や保険など、専門用語が多く顧客の相談ハードルが高い他業種のカスタマーサポートにも応用可能です。導入にあたっては、AIが参照する社内データの整備と、ハルシネーション(誤情報の生成)を防ぐための継続的な精度検証が重要になります。同様のAI活用を検討される方は、ぜひ他の事例記事もご覧いただき、自社に合ったツール探しにご活用ください。
不動産情報サービス事業(日本最大級の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」の運営)
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