実施時期: 2025年06月|2026.06.17 最終更新
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プロジェクト概要
アプローチと成果
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こんな課題を持つ企業におすすめの事例です
プレゼンテーションはビジネスにおいて重要な役割を担いますが、資料の作成から説明の準備、そして実際の登壇まで、担当者には多大な時間と労力がかかります。 また、プレゼンターのスキルや経験によって情報伝達の質にばらつきが生じることも、多くの企業が抱える課題です。こうした属人的な負荷を軽減し、均一かつ高品質な情報伝達を実現するため、富士通株式会社は株式会社ヘッドウォータースと共同で、新たなAIエージェントの開発に乗り出しました。 目指したのは、専門的な技術知識を持たないユーザーでも、日常的に使用するツールから簡単にAIアバターを生成し、プレゼンテーションを自動化できる仕組みの構築です。
株式会社ヘッドウォータースは、富士通が提供するAIサービス「Fujitsu Kozuchi」のコア技術をベースに、Microsoft 365 Copilot向けの宣言型エージェントとして「Fujitsu AI Auto Presentation」を共同開発しました。
本プロジェクトにおいて、ヘッドウォータースはCopilotのチャットUIから呼び出し可能なエージェントの設計・開発を担当しています。ユーザーが自然言語で資料や言語、時間などの条件を指定すると、Azure OpenAIおよびSpeech Serviceを活用して、PowerPointやPDFファイルの内容から説明文と音声を自動生成します。 さらに、Microsoft Graph APIと連携することで、ユーザーのOneDriveやSharePointから安全に資料を取得する認証制御を実装しました。アップロードされた顔画像や音声サンプルをもとにAIアバターとナレーション音声を生成し、それらを統合して自動プレゼンテーション動画を出力する仕組みを構築しています。
改善・向上したこと
業務の自動化
生産性向上
対応時間・リードタイムの短縮
属人化解消
推進したこと
新サービス・製品開発
既存システムとのAI連携
本機能の開発により、ユーザーは自身の顔や声を模したAIアバターを容易に作成し、プレゼンテーションや質疑応答を自動化する基盤が整いました。これにより、プレゼンテーションの準備にかかる時間や人的負荷の大幅な軽減が期待されています。
今後は、Microsoft TeamsやMicrosoft PowerPointといったアプリケーションからシームレスに利用できるようになる予定です。まずは富士通社内での試験運用を開始し、その後に法人顧客向けの提供を目指すなど、実践的なAIエージェントの社会実装に向けた準備が着実に進められています。
全社共通・汎用業務
社内専用AIアシスタント構築
AIによる定型業務の自動化
文書・ナレッジ
企画書・提案書・過去スライド
画像・動画・3D
顔写真・人物動画
音声・音響
音声サンプル
採用したAI技術
テキスト・言語AI
文章自動生成
音声AI
音声合成・読み上げ
動画AI
動画自動編集
AIモデル・構築手法
(RAG / ファインチューニング / 他)
AIエージェント(AIが自律的にツールを使いタスク実行)
オフィス・業務ツール連携
クラウドAI基盤
構築・利用したデータ基盤・インフラ
Microsoft Azure
連携したシステム・SaaS
Microsoft 365
OneDrive
SharePoint
チャットツール・UI(画面)連携
Microsoft Teams
WarpBiz編集部の事例考察
本事例の成功の鍵は、既存の高度なAI技術を日常的なオフィスツールであるMicrosoft 365 Copilotに統合し、ユーザーが自然言語で直感的に操作できるUIを構築した点にあります。このアプローチは、営業資料の動画化や社内研修コンテンツの自動生成など、多岐にわたる業務への応用が可能です。導入にあたっては、生成されるアバターや音声の品質管理に加え、社内データへの安全なアクセス権限の設計が重要になります。同様のAIエージェント活用や業務自動化を検討される方は、ぜひ他の事例記事も参考に、自社に最適なソリューション探しにお役立てください。
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