実施時期: 2025年07月|2026.06.17 最終更新
企業規模: 1,000人以上
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プロジェクト概要
アプローチと成果
カテゴリー詳細
お問い合わせ
こんな課題を持つ企業におすすめの事例です
以前は月160件ほどの電話やメールによる問い合わせをExcelで管理していましたが、履歴の散逸や担当者不在時の対応遅れが課題となっていました。その後、データベースツールへ移行したものの、検索機能が不十分でやり取りがスムーズに進みませんでした。
そこで、自己解決を促すためにFAQサイトを構築しましたが、これまで問い合わせを諦めていた潜在層からの質問も集まるようになり、結果として有人対応が月間236件に増加してしまいました。この増加した有人対応をいかに削減し、担当者が本来の業務に集中できる環境を作るかが、次の大きな課題として浮上しました。
株式会社アーレスティは、株式会社PKSHA Technologyが提供する「PKSHA AI Helpdesk」を導入し、チャットボットによる自動応答とドキュメント検索(RAG)機能を組み合わせた仕組みを構築しました。社内で利用しているSharePoint Onlineと連携させることで、すでに整備されていた400件以上のFAQを再作成する手間をかけず、そのままAIの回答ソースとして活用しています。 さらに、社内規程や数十ページに及ぶ複雑なマニュアルもAIに読み込ませており、従業員が質問を入力すると、膨大な資料の中から必要な箇所だけを的確に要約して提示するという環境を整えました。
また、ユーザーの選択に応じてチャットのレスポンスを柔軟に変えられる「アクションフロー」機能も積極的に取り入れています。たとえば、情報システム部以外の他部署が管轄する質問が寄せられた際には、適切な担当部署の窓口へ自動で案内するフローを設計しました。くわえて、PCの不具合に関する問い合わせでは、エラーコードや発生状況などの必要な情報をユーザーに事前入力させるフローを作成しています。 こうした工夫により、担当者と従業員の間で発生していた確認の往復を省き、不要な有人対応を未然に防ぐ導線を実現しています。
改善・向上したこと
業務の自動化
属人化解消
社内ナレッジ活用
生産性向上
対応時間・リードタイムの短縮
推進したこと
既存システムとのAI連携
AI活用の社内展開・定着
RAG機能のリリースからわずか2ヶ月で、増加していた有人対応を50%以上削減することに成功しました。問い合わせ対応に割かれていた時間が大幅に減少し、担当者が新規システムの導入や改善活動といった付加価値の高い業務に注力できるようになっています。
また、現場のユーザーからは「相手が人ではないため、時間を気にせず気軽に質問できるようになった」という好意的な声が寄せられています。今後は、総務や人事、設計部門など他部署への展開を進め、全社的なナレッジマネジメントの実現を目指しています。
全社共通・汎用業務
社内データのAI検索構築
社内専用AIアシスタント構築
情シス・社内DX
社内ヘルプデスク自動化
文書・ナレッジ
マニュアル・業務規定・FAQ
採用したAI技術
テキスト・言語AI
社内データ検索
社内Q&A対応
チャットボット
AIモデル・構築手法
(RAG / ファインチューニング / 他)
RAG(社内データ等をAIが参照して回答)
その他のツール
連携したシステム・SaaS
SharePoint Online
チャットツール・UI(画面)連携
Microsoft Teams
WarpBiz編集部の事例考察
成功の最大の要因は、単にAIを導入するだけでなく、アクションフローを活用して質問の意図を整理し、不要な有人対応を未然に防ぐ導線を設計した点にあります。このアプローチは、製造業に限らず、総務や人事など社内からの定型的な問い合わせが多いあらゆるバックオフィス部門に応用可能です。導入にあたっては、既存のFAQやマニュアルの整備状況がAIの回答精度に直結するため、事前のデータ整理と継続的なメンテナンス体制の構築が重要になります。社内ヘルプデスクの効率化を検討されている方は、ぜひ他のRAG活用事例も参考に、自社に最適なツールを探してみてください。
導入事例|株式会社アーレスティ〜RAG活用で1,500名のナレッジ探索を効率化 製造業における未来のナレッジマネジメント実現へ〜
発行元:株式会社PKSHA Technology
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