実施時期: 2024年12月|2026.06.02 最終更新
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プロジェクト概要
アプローチと成果
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こんな課題を持つ企業におすすめの事例です
いちご農家では、ビニールハウス内の環境を一括制御しているため、トラブル発生時に作物が一気に全滅してしまうリスクを抱えていました。また、収穫のピーク時には早朝から深夜まで連日の作業が求められ、生産現場は心身ともに過酷な状況に陥っています。 こうした課題を解決し、都市型農業の半自動化を実現するため、福岡市の「スマート農業マッチングプロジェクト」に採択された株式会社アイナックシステムは、今津リフレッシュ農園にて実証実験を開始しました。
株式会社アイナックシステムは、自社開発のAIいちご自動収穫ロボット「ロボつみ」を導入し、収穫作業の自動化を図っています。
このロボットは、事前設定したルートをトラロープに沿って自動走行し、AIがいちごの熟度を10段階で評価して収穫に適した実を選定します。さらに、特許取得済みの果実収穫ハンドにより、実を傷つけずに優しく摘み取る仕組みを採用しています。また、栽培環境の改善として、1メートルほどの小分けの栽培棚ごとに水、液肥、土壌温度、補光を自動管理するコントローラーを設置しました。 これにより、同じビニールハウス内でも異なる条件下での栽培が可能となり、リスクを分散しながら実の成長速度を調整する工夫が施されています。
改善・向上したこと
業務の自動化
人手不足の解消
コスト削減
品質・安全性向上
推進したこと
プロトタイプ開発(PoC)
新サービス・製品開発
実証実験の段階ではありますが、AI収穫ロボットの導入により、収穫にかかる労働時間を約60%削減できる見込みです。また、人の手を触れずに収穫することで、いちごの鮮度が従来よりも約4日長く保たれるという定性的な効果も確認されています。 小分けの栽培棚を採用したことでスペースに合わせた設置が容易になり、将来的には空港や社員食堂、ショッピングモールなど、多様な場所での都市型農業の展開が期待されています。
自社活用(自社開発・活用推進)
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新規事業開発
アイデア創出
農林水産業
自動収穫ロボット
生育状況のモニタリング
画像・動画・3D
農作物画像
機械・設備・位置
設備稼働ログ・機械センサー
採用したAI技術
画像AI
農作物の熟度判定
外観検査
検品自動化
異常検知
その他のツール
構築・利用したデータ基盤・インフラ
エッジデバイス・IoT機器
WarpBiz編集部の事例考察
本事例の成功の鍵は、AIロボットによる収穫の自動化だけでなく、栽培棚ごとの環境制御によって全滅リスクを分散し、定量生産を可能にした点にあります。このアプローチは、いちご以外の果物や野菜の施設園芸、さらには植物工場など、他の農業分野にも応用できる可能性を秘めています。導入にあたっては、初期投資の回収計画や、機器のメンテナンス体制の構築がハードルとなるため、事前の綿密なシミュレーションが重要です。同様のスマート農業や自動化技術に関心のある方は、ぜひ他の事例記事も参考に自社に合ったソリューションを探してみてください。
工場と農業を自動化する会社。産業用電気ハードウェア設計、ソフトウェア設計、農業用自動化機器製造・販売などを行う。
【福岡市】スマート農業の実証実験開始。都市型農業の半自動化に12月1日から挑戦します。 | 株式会社 アイナックシステムのプレスリリース
発行元:株式会社アイナックシステム
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